【S8最高最終レート2007】8世代型ごちうさ構築【最終395位】
初めまして。さぁーもんと申す者です。今回、8世代では初のレート2000を達成することができたため、記念として文章に残そうと思います。拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
※画像はレート2000達成時のもの
【コンセプト】
受けからの攻め❗
【構築経緯】
当初は完全な受け構築を考察していましたが、私の中では「現環境では完全な受け構築で勝つのは厳しい」という結論に至りました。
そこで、“完全に受けきる”のではなく、“序盤は受け寄りのサイクルで定数ダメージなどを駆使して相手の耐久ラインを崩し、終盤に抜きエースを通す”というコンセプトの下、構築作りがスタートしました。
抜きエースは圧倒的な素早さ、火力で高い制圧力を誇るエースバーンで確定し、サイクルパーツは、“高い耐久力”かつ“定数ダメージソースを持つ”を満たすポケモンの中からパーティーとのシナジーを考えてカバルドン(ステロ、砂)、ドヒドイデ(毒、火傷)、ナットレイ(鉄棘、宿り木)を採用しました。
しかしこれでは、受けループや、ドヒドイデなどの“エースバーンを誤魔化せるポケモン”を絡めたサイクルなどを崩すことが難しいため、これらに強いゴチルゼルを採用しました。また、身代わり瞑想持ちポケモン(アシレーヌ、ニンフィアなど)を崩すことができ、相手のダイマックスや壁、トリルターンなどを安全に枯らすことができ、バトン構築に強いなど“かゆいところに手が届く”呪い身代わりミミッキュを採用して構築が完成しました。
【個別紹介】
エースバーン@命の珠 ※キョダイ個体
性格 陽気
特性 リベロ
155-168(252)-95-×-96(4)-188(252)
火炎ボール・飛び膝蹴り・飛び跳ねる・不意打ち
DL調整。間違いなく当構築のMVP。
カバルドン@オボンの実
性格 腕白
特性 砂起こし
215(252)-132-169(124)-×-109(132)-67
ドラパルト対面で仕事ができるように最低限のBを確保して残りをDに回した。現環境ではステロが非常に強く、砂のスリップダメージも強力なため選出すれば最低限の仕事はしてくれた。最初は怠けるを採用していたが、最終的には吹き飛ばしで落ち着いた。
ドヒドイデ@黒いヘドロ
性格 穏やか
特性 再生力
157(252)-×-185(100)-73-200(156)-55
熱湯・どくどく・トーチカ・自己再生
物理受けとしての役割も持たせたかったので最低限のDを確保して残りをBに回した。ナットレイ、カバルドンとの相性が良く、必中どくどくが非常に強力。
ナットレイ@食べ残し
性格 呑気
特性 鉄の棘
181(252)-114-201(252)-×-137(4)-22
ジャイロボール・宿り木の種・ステルスロック・まもる
HB特化。環境に多いゴリランダーやギャラドス、カバルドンに対して十分すぎる仕事をしてくれた。また、シーズンが進むにつれて磁力ジバコイルが数を減らしていたのが追い風だった。ステロ採用の理由は、カバルドンを選出に組み込むことができないが、ステロを撒きたい構築が多かったため。シーズン終盤はこのポケモンをかなり信用していた。
ミミッキュ@混乱実
性格 陽気
特性 化けの皮
149(148)-110-100-×-139(108)-162(252)
影打ち・呪い・痛み分け・身代わり
トゲキッス特化ダイジェット+皮ダメ 確定耐え。構築経緯に記した役割に加え、カバルドンのステロあくび展開と絡めて、呪い身代わりで相手のパーティーを強引に崩す動きが強い。流行りのチイラ型と迷ったが、役割の関係上、身代わりを多く使いたかったのでこの型で落ち着いた。
ゴチルゼル@カゴの実
性格 図太い
特性 影踏み
177(252)-×-141(108)-115-130-104(148)
アシストパワー・コスモパワー・挑発・眠る
s12振りミロカロス抜き調整。基本的に低火力ポケモンは起点にできる。急所をできる限りケアするプレイングが重要。シーズン後半は、ウーラオスや悪タイプを絡めたサイクルとマッチングする機会が増え、ほぼ見せポケと化していた。しかし見せポケとしても十分に活躍してくれたと思う。
【後書き】
ここまで読んでいただきありがとうございます。なにか参考になることがあれば幸いです。既存のごちうさ構築ではミミロップである兎枠が、8世代で登場したエースバーンであることからこの構築名になりました。何かございましたら下記のTwitterまでご連絡ください。またいつの日か(*´∀`*)
Twitter http://twitter.com/PokeSalmon